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リッピング禁止法案　[雑学] [編集]

リッピング禁止法案(違法ダウンロード刑事罰化・著作権法改正案)が衆議院本会議で可決され話題を呼んでします。

違法ダウンロードへの刑事罰導入を盛り込んだ著作権法改正案が6月15日、衆議院本会議で与野党の賛成多数で可決されました。

これにより、スマホユーザーやPCユーザーであれば、嫌疑さえかければ晴れて誰でも引っ張ってこれる法律が誕生することが決まりました。

　従来では、違法にアップロードされた音楽ファイルなどをダウンロードする行為は違法ながら罰則規定はなかったが、修正案ではこれに対し2年以下の懲役または200万円以下の罰金（親告罪）を科すこととなった。

　政府提案の改正案では、暗号によるコピー防止技術が施されたDVDなどの複製を私的複製の範囲外としましたが、CSSによるコピー防止が施されているDVDをPCのHDDに吸い出すリッピングは、ユーザーが購入したDVDを自分のPCに落とす限りにおいては私的複製として認められてきたが、施行されれば今後は違法になってしまいますね。

因みに、罰則規定はないですがDVDをリッピングできるプログラムの提供などには罰則が科されることになりました。

しかし、世間の反応はあまりにも薄い気がします。

政治家の反応さえ態度から察するにあまり関心が無いように思えて仕方がないですね。

実際に衆議院TVインターネット審議中継のアーカイブを見れば分かって頂けると思いますが寝ている人さえ居る中での可決とは悲しい状況ですね。

この法律により音楽ＣＤの売り上げが回復すると考えているのか、以前からの音楽関係の権利者団体から強く求められていたからなのかクローズアップされることなく可決となりました。

個人的には確かに、違法ダウンロードはいけないことですが、何も知らずに子供がダウンロードしても罰則があるというのはいささか疑問に感じます。

今回のリッピング禁止法案可決により、改正著作権法は2013年1月1日から施行。

違法ダウンロード刑罰化に関する規定（第119条第1項）やDVDリッピング違法化にかかわる規定（第30条第1項第2号）関しては、2012年10月1日から施行する。

これに先立ち、違法ダウンロードに関する教育の充実など啓発を求めた附則については、改正法の公布の日から施行することになりました。

明日の話題はリッピング禁止法案ひっそりと可決でいかがでしょう！？。